足踏み式ハーケン開発中|磯での使いやすさを追求したハーケン

はじめに

こんにちは。カネハ工房です。カネハ工房では現在3種類のハーケンを作成、販売してきました。

現在カネハが販売している、マーチャンハーケンシリーズは一番シンプルな直ハーケンタイプになっており、シンプルで使いやすく壊れにくい形になっています。

しかし、ハンマーがなければ使えないことや、落下防止用のロープが結べないなど、利便性か耐久性かを天秤にかけていました。

この違いはハーケンを使うユーザーが好みで選ぶものなので私たちは長く愛用してもらいたいという思いから耐久性を選びました。

ですが利便性もあきらめたくはなく、どうにか利便性と耐久性を両立できないか模索していました。

そして今回足踏み式ハーケンの試作品テストがかなり良いところまで進んできたので今回ご紹介します。

ハーケンの役割使い方とは?

カネハ工房は今まで何種類かの磯ハーケンの解説を行ってきました。もし何かわからないもの、気になるものがあればまずはそちらからご覧ください。

ハーケンとは?

ピトンとハーケンの違い

ハーケンの使い方

足踏み式ハーケンとは

足踏み式ハーケンとは名前の通り足で踏み固定するハーケンです。

一般的に普及しているハーケンはハンマーなどを使い打ち込むことによって固定しますが、足で踏み差し込むことによってハンマーを使わずに固定することができます。

磯にも種類があり地磯といわれる歩いてアクセスできる磯と、沖磯と呼ばれる船などを使わないとアクセスできない磯があります。地磯で近くに車を寄せることができる場合は荷物が多くても持ち運びは簡単ですが船に乗り込み磯にわたる際は荷物か多いとかなりの重労働になります。

そのためハーケンが足踏み式となりハーケン用のハンマーを持ち歩かずに済むようになるのは、かなりのアドバンテージとなり魅力となります。

開発秘話

私たちはよく沖磯に通っており、ピトンや荷かけ棒を一人2.3本立てています。毎回ハーケンを打ち込みピトンを立て急いで竿を投げる。楽しく好きなことではあるのですが、朝一で素早く竿を入れたいので、持ってきた荷物のなかからハーケンとハンマーを探し出し急いでセッティングをする。その手間が少しでも解消したいと思い足踏み式のハーケンを開発しました。

今回足踏み式ハーケンを開発するにあたって一番の難所はバランスでした。

一本の鋼材を折り曲げることによって足で踏む部分を作ったのですが、短ければ踏みにくくなってしまいますし、長く作りすぎるとハーケンの差し込み部分が曲がってしまいました。

ハーケン自体を太くすることで対策しようとしましたが、曲がりにくく踏みやすくすることはできましたが、ハーケンとしての応用性が下がってしまいました。

考えられる対応はいろいろ試してみましたが、結局はハーケンの太さは太すぎないくらいに太くし、足で踏む部分は踏みにくくならないよう少し長めに、かつ、ハーケンが折れ曲がらないようなちょうどいい長さを何度も模索するだけでした。

実際の使用感

まだ試作品の段階ですが実際の使用感も解説します。

まず一番の疑問点は本当に足で踏んだだけで固定されるのかという根本的な疑問がありました。

ピトンなどは磯から海に落ちそうになった際に、最悪の場合立てたピトンにつかまって落下防止をはかるという役割もあると考えています。

ピトンがうまく固定されずにピトンと一緒に海に落下しては意味がないのでハーケンでの固定には自分の体重を支えられるだけの固定力が必要だと考えています。

この疑問の答えは足踏み式でもピトンの固定は可能でした。

しかも何度も力いっぱいに踏みつけたとかでもなく差し込む方向を意識して踏んでいくだけで自然とおさまりの良いどころで固定されました。

固定したピトンに力を加えてみてもハンマーを使って固定したピトンと変わらない固定力でした。

私たちの狙い通り足踏み式であれば、穴に差し込み足で踏むだけなので簡単かつ手早くなり準備が楽になります。さらにハーケン用のハンマーを必要としないので荷物も減らすことができます。

取り外しの方法もかなり簡単で足で踏む用の飛び出た部分を足で小突きすこしづつ緩ませていくていくと簡単に外れます。

ハーケンで固定する際すべてにいえることですが足踏み式のハーケンなど慣れていないものを使う際には必ずしっかり固定されているか確認をしていただくようにお願いします。
しっかり固定ができていないと竿が抜けて海に落ちてしまう。物をなくしてしまうだけならまだいいですが、本人自体が海に落ちてしまうと本当に危険で、あってはならない事故につながってしまうため確実に固定されていることの確認をお願いいたします。

今後の改良について

足踏み式のハーケンについては前回の試作品テストでかなり完成形が見えてきたので今後、実際の使用テストを重ね耐久性と機能面を詰めていきます。

現在企画・開発中のハーケンとしてリング、穴付きのハーケンを開発中です。

リング付のハーケンとは、ハーケンの固定され動かないという役割を応用し、リングに尻手ロープなどを取り付けるモノになります。

尻手ロープとは
尻手ロープとは本来竿が海へ持っていかれないように竿尻に結ぶロープのことを言います。竿だけではなく、ハンマーのような小物にも結ぶようになりましたが総じて尻手ロープと呼ばれるようになりました。

リング付ハーケンの欠点として、ハーケンにリングをつけると、そのリングが干渉してピトンをうまく止められなくなってしまうことがあります。ハーケンの打ち方を工夫することでどうにかなることもありますが少し難易度が高くなることもあります。
現在対策を考え中ですが私はハーケンは、自分の好みで使いやすくあったものを選ぶべきと考えているため、どうしても少し使いにくくはなってしますが、それでもリングがあった方がいいと思ってもらった方に選んでいただけるような物を作ろうとしています。

まとめ

今回はカネハ工房が現在最終調整中の「足踏み式ハーケン」と企画中の穴あき、リング付のハーケンをご紹介しました。手間と持ち物を減らすことができる足踏み式のハーケン近日発売予定なのでぜひオンラインショップをチェックしてください!!

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